コーススレッドを斜めにうつには
DIYライフでは主力となるドライバードリルですが、基本をマスターした初心者でも壁にぶつかることがあるでしょう。例えば、コーススレッドを斜めに打ち込みたい時もありますよね。木工作品をつくっていると、そのような場面にでくわすことも多く、斜めに木ねじを打つこと自体はそう難しいことではないのですが、正確な方向にとなると失敗してしまいがちです。そのようなときには、まず、水平方向にネジをいれて、先が少し入ったところで、ドライバーを斜めに立てて、本来、ネジを打ち込みたかった方向へ押し込むといいでしょう。この時、コーススレッドの先端を軸にして回転させるイメージで動かします。
ネジ頭を木面にあわせるための工夫
電動ドライバードリルでネジをしめて木面にぴったりと合わせるのは難しいものですね。基本は最初の1本目をしめるときにトルクを1からはじめて木面とぴったりとあってきたところで、残りのネジを同じトルクでしめます。しかし、実際は同じ材目でも木目や節などによってトルク値が微妙にかわるものです。そのため、どうしても木面にぴったりと合わせたいのであれば、ネジ頭は少し浮いた状態で電動ドリルのスイッチを切っておこない、残りのひと回しかふた回しは電動ドリルを手持ちのドライバーのように回しこむことで、めり込むことがなくなるでしょう。
ドリルスタンドを使わずに垂直に穴をあける
電動ドリルやドライバードリルを使っていて、もっとも基本であり、もっとも難しいのがネジを垂直にしめること、垂直に穴をあけることですよね。単にネジをしめる、穴をあけるというのではなく、ダボ継ぎの場合は正確性が要求されるものです。しかも、ドリルスタンドなしにとなると至難のわざですが、ドリルのお尻の部分に水平器をつけることで、それをみながらゆっくりと作業をすれば正確に垂直な穴があけられますよ。もちろん、材自体を水平にすることが前提です。
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