中学生になると重症化しやすい子供のうつ病!!薬物治療の考え方について

admin   2015年8月23日   中学生になると重症化しやすい子供のうつ病!!薬物治療の考え方について はコメントを受け付けていません。

中学ではすでに重症のケースも

中学生の4人に1人がうつ傾向にあるとされています。子供のうつ病は2000年ごろから世界的にも認められはじめ、日本でも急増しています。中学生の場合は、思春期特有のもの、反抗や非行などと思われやすく親としても一過性のだと見過ごしてしまいがちです。そのため、重症化しているケースも多くなります。中学生のうつ病は成長度合いにもよりますが、問題行動が激化しやすくなり、不登校がひきこもりになり、攻撃的だったのが暴力的になったり、ひどくなると自傷行為や自殺に至ることもあるのです。自意識の覚醒と幼いころからの症状を見逃した結果、症状が悪化したり、複雑化しやすい時期ですから気を付けましょう。

自殺への思いが高まる可能性も

中学生では女子のうつ病が目立つようになります。拒食や過食、自傷行為や性的依存などの症状があらわれやすく、近年ではネット依存やアルコールや薬物依存なども増えています。うつ病の治療法は長い間、薬物治療がメインだったため、子供に対しても休養や心理療法同様に薬物療法が試みられることも多かったものです。しかし、軽症うつや子供への薬物治療に関しては疑問視されるようになってきています。イギリスなどでは18歳以下には禁止しているものもあり、その理由の一つが激しい副作用です。また、日本でもパロキセチンは自殺への思いが高まるとして警告を出しています。

一概に否定はできないが注意は必要

薬の有効性自体がはっきりしないという理由で、抗うつ剤の中には使用を慎重に検討するような通達がでています。副作用の怖さと有効性を考えれば、脱薬物療法の流れが子供の治療に対してはとくに鮮明となってきているといえるでしょう。とはいえ、一定の効果が認められたケースもありますから、一概に薬物療法を否定することもできません。子供のうつ病治療の方法についてはきちんと医師と話し合ったうえで、最適と思われる治療を選ぶようにしましょう。また、抗うつ薬以外に、衝動的行動が強いときは抗精神病薬や睡眠薬を使用することも有効ですが、薬の管理は親がおこない、薬物依存にいたらないようにすることが大事です。

うつ病チェックを常日頃から行うことにより、ストレスの程度などを把握できたり、リフレッシュの方法などを身に着けることもできます。